2024/08/23 14:55
あなたにとってのファッションって?
僕たちを虜にし魅了し続ける「ファッション」
その「ファッション」を売りに商売をする僕。
皆さんのファッションの始まりは?
僕のファッションの始まりは、至極普通の出来事。
例えば、悪い先輩がタバコを吸っていて、勧められてそれを吸う。
「かっこいいな」「大人になった気がする」「悪そうだな(憧れから)」という想いを募らす。
しかし、初めて吸ったタバコは臭いし不味い。おまけに頭までくらくらする。
ファッションでいうところ、「おしゃれだと思われたい」「人と違う格好がしたい」「かっこよくなりたい(あの人みたいに)」「目立ちたい」「モテたい」
そんなところだろう。僕自身もそうだった。
実際のところ、評価は「変な人(格好)」「ダサい」「浮いてる」であった。さらにモテなくなった。
それでも僕たちは負けなかった。
「ファッション」を続けている。
なぜか解らない。モテたい。間違えた。よし、理解しよう。
「ファッション」の意。
流行・流儀・やり方のこと。
ん?僕らが魅了されるのは流行であるからか?
確かに、先ほどのタバコや自身のファッションのスタートはある意味、流行といえるだろう。
しかし、なんだか腑に落ちない。認めたくない。
一見するとファッションを始めた僕たちにとって距離がありそうな、無関係のような。ファッションの対義語ってなんだろう。
しかし、ファッションだと言葉の括りが大きい。絞ってみる。流行の対義語ってなんだろう。それは、「不易」。
「不易」の意。
どんなに世の中が変化しようとも絶対に変わらないことを言う。
おぉ。近い。いや、矛盾している?結局解らない。
そうだ。先人たちの考えや言葉を参考にしてみよう。松尾芭蕉なんてどうだろう。
蕉風俳諧の理念の一つでもある「不易流行」という言葉がある。
「不易流行」とは、いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。
俳諧でいう、不易(永遠に変わらぬ本質的な感動)と流行(ときどき新味を求めて移り変わるもの)とがあるが、不易の中に流行を取り入れていくことが不易の本質であり、また、そのようにして流行が永遠性を獲得したものが不易であるから、不易と流行は同一であると考えるのが俳諧の根幹である、とする考え方。
似た言葉で、中国の論語を由来とする「温故知新」があるが、両者とも古いもの、新しいもの、両方を大切にする考えであるが、古いもののなかから新しいものを得る「温故知新」に対して、「不易流行」は古いものとは別に新しいものを取り入れることに重きを置いている。
あぁ。そうか。なんだか解る。少しだけ。
僕たちを魅了し続けるファッション。
単にいうと、
それが流行=(変化)するものであれば、相対するのは不易=(変化しない)もの。
しかし、不易の中に流行を取り入れることが本質。そして、流行が永遠性を獲得したもの、それは不易。よって同一。
ふむ。
では、結論
Q. ファッションの対義語とはなにか?
A. 解らない。が、外郭が見えた。
結局解らず。
しかし、外郭は掴んだ。うん。そんな気がする。
だから、さらに奥。というか内側。それが"コア"な部分。
"コアをぶらさず、新しさを入れる"
コアが自分らしさ。それが「スタイル」なのかもしれませんね。
スタイルの根本は不易であり、時に流行をとらえる。ということは、
"コア(スタイル)"を追求することで何か見える気がする。
まてよ。ファッションの意において流行と同じ意味を為す言葉。「流儀、やり方」。
あぁ。うん。
...ね?なんとなく?
『ファッションはすたれるが、スタイルは永遠だ』―イヴ・サンローラン
答えを出すには結局のところ、自分との対話が必要ですね。嫌気が指します。
あぁ、だからやめられませんね。ファッションって。
そんな僕とCARRY GO BRING COMEに是非ファッションのお手伝いをさせて下さい。
ご来店お待ちしております。
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